高齢者用肺炎球菌ワクチンは平成26年10月1日より定期接種(一部助成金あり)となっておりましたが、令和6年5月7日にて終了となります。対象の方で接種がお済みでない方は、お早めに接種されますようお願いいたします。

 

◎接種対象者

初めて肺炎球菌ワクチンを接種する方で次の年齢に該当する方

・今年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方

※令和2年度・令和3年度・令和4年度に上記の年齢になった方は、新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、接種期間を延長しています。

・接種日に60歳から65歳未満の方で、心臓・腎臓・呼吸器・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に自己の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級相当)

※過去に1回でも当ワクチンを接種された方は助成対象外となります。

 

◎高齢者用肺炎球菌について

肺炎は日本の死亡原因の第3位で、肺炎によって亡くなる方の95%が65歳以上の高齢者であり、日常的に生じる成人の肺炎のうち約1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。肺炎球菌は肺炎だけでなく、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの肺炎球菌感染症の原因になります。

肺炎球菌ワクチンの接種によって肺炎の予防や肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待できます。

はじめて肺炎球菌ワクチンを接種する方は助成対象となります。接種後は5年以上の間隔で定期に接種することをお勧めします。

 

◎接種費用

 定期接種者 4300円

次に該当される方は、当院窓口で確認できるものを提示することで、接種費用が免除されます。

1)生活保護受給者の方

2)市民税非課税世帯の方(世帯員全員が非課税の方)

 

 再接種者 8800円(助成対象外ですので、自費になります)

 

うえだ・奥村クリニックでは、お電話でもご予約を承っております。